2014年12月24日水曜日

メリークリスマス!





すてきなクリスマスをお過ごしください

カナダの航空会社 ウェストジェットが
去年 乗客達に贈ったクリスマスサプライズ
乗客が搭乗前に端末機で航空チケットをスキャンすると
スクリーンにサンタンクロースが現れ クリスマスプレゼントに欲しいものを聞かれる
飛行機が到着するまでの間 スタッフが買い出し ラッピング

到着後 クリスマス一色にディスプレイされたコンベアベルトに
From Santa Claus!
のメッセージカードがついたプレゼントがながれてくる
。。。という とても素敵なサプライズ



それと今日は シュトレン について

ドイツ国立製パン学校によると 「シュトレン」という呼称は 南ドイツ バイエルン州でついた名称
本場のザクセン州やその周りには方言の呼び名が根強く残っていて
例えば ドイツ最古のクリスマス市(シュトリーツェル・マルクト)が立つ
ドレスデンでは「シュトレン」とは呼ばず
「シュトリーツェル」と呼ばれていたり チューリンゲン州では「シットヒェン」と呼ばれているそう
チューリンゲン州だけでも14の呼び名があるほど 昔から根強く愛されてきたお菓子といえるでしょう
シュトレンが歴史に登場するのは1329年のナウムブルク(ドレスデンの西側)で
ヨーロッパではペストが大流行した直後 日本では鎌倉幕府の時代にあたるそうです
当時のシュトレンは 水と麦と菜種油だけの素朴で味気のないものでした
ザクセンの選帝侯エルンストとアルブレヒト3世の兄弟が
ローマ法王に シュトレン作りにバターの使用の許可を求め
暫く後の1491年に当時のローマ法王インノケンティウス8世は
「バター書簡」として有名なお達しをドレスデン宛に出し
それによってシュトレンには菜種油の変わりにバターの使用が認められたそうです
長い歴史と年月を経て シュトレンはドイツ人にとって特別な思い入れのあるお菓子に
なっていったのだそうです

シュトレンは クリスマスまで何日もかけて少しづつ食べるお菓子
日持ちがするように 焼きあがったら 澄ましバターに浸して 砂糖をまぶします
日本で作られているシュトレンは 日本人向けにスパイスは軽く
柔らかく作られているものが多いですが
本場ドレスデンのものは アーモンドはホールで使い 中央には
棒状にしたマジパンが入ります カルダモンの香りをしっかり効かせ
つまって硬めに作られているものが多いそうです






zopf クラシックシュトレン 



クリスマスが終わると あっという間に今年も終わりですね

たくさんお世話になり ありがとうございました
来年もちょっと前進できるよう 頑張ろうと思います

みなさま お元気で新年をお迎えください


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